筒香 4戦ぶり先発も5打数無安打 PO8打席連続快音なし
「ア・リーグ地区シリーズ・第3戦、ヤンキース4-8レイズ」(7日、サンディエゴ)
レイズの筒香嘉智内野手(28)は「5番・指名打者」で5打数無安打。田中対策として左打者7人の中の1人として4試合ぶりにスタメンに名を連ねたが、首脳陣の期待には応えることはできなかった。チームは快勝でシリーズ2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。
公式戦で6打数無安打と苦しめられているヤンキースの先発、田中への雪辱を期して臨んだ試合。しかし、二回の第1打席で中飛に倒れると、三回2死二塁の得点機は一邪飛。フルカウントから内角低めのスライダーを高々と打ち上げた。対田中の連続無安打打席は8となった。
4点リードの五回無死一塁の打席は2番手グリーンに3球三振。外角のきわどいコースを見送ると、球審の右手が上がった。六回2死二塁の場面は3番手右腕セッサの151キロを鋭くはじき返したが、二塁ラメーヒュ-に好捕された。
最後の打席となった九回は初球、153キロ直球を積極的に打っていったが、ゴロ打球は二塁ベース右へシフトした遊撃手の正面だった。