アストロズ、因縁対決に先勝 サイン盗みの汚名返上だ!10得点で白星発進

 「ア・リーグ地区シリーズ・第1戦、アスレチックス5-10アストロズ」(5日、ロサンゼルス)

 ア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)がサンディエゴなどで開幕し、ヤンキース(東地区2位)がレイズ(東地区1位)に9-3で先勝した。レイズの筒香嘉智外野手(28)は出なかった。アストロズ(西地区2位)はアスレチックス(西地区1位)に10-5で白星発進した。

 因縁の対決の第1ラウンドで、アストロズが底力を見せつけた。最優秀監督に3度輝いているベーカー監督は「どんなシリーズでも同じだが、1戦目を勝つことは大事だ」と意義を強調した。

 三回までに3点を先行されたが、四回に2本塁打で追い付く。2点を追う六回は2死無走者からの4得点で逆転。アルテューベ、スプリンガーら短期決戦の経験豊富な打者は複数安打で、若手中心の救援陣も奮闘し、監督は「2死からの安打が大きかった。ブルペンの働きが特に素晴らしかった」と勝因を挙げた。

 チームは昨オフ、不正なサイン盗みで米球界を騒がせ、監督交代に発展した。発端は同僚だったアスレチックスの先発右腕ファイアーズの告発で、8月のこのカードでは乱闘騒ぎが起きている。2本塁打、4打点のコレアは「しっかりした野球ができている。われわれが素晴らしいチームだということを証明したい」と汚名返上を期した。

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