MLB226勝バーランダー、右肘手術終了 球団発表「復帰まで12~14カ月」

 米大リーグ、アストロズは1日(日本時間2日)、サイ・ヤング賞を2度受賞し、メジャー登録選手では最多の通算226勝を誇るジャスティン・バーランダー投手(37)が前日9月30日(同1日)に右肘の内側側副靭帯の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたと発表した。「復帰まで12~14カ月の見込み」としており、39歳になる22年に完全復活を目指すことになりそうだ。

 バーランダーは7月24日のマリナーズ戦で自身12度目の開幕投手を務め、6回2失点で今季初勝利。15年連続で勝ち星を手にしたが、その後、右前腕部の故障で負傷者リスト入り。プレーオフを見据えてリハビリを続け、一部では復帰間近と伝えられていたが、9月19日に自身のインスタグラムで右肘手術を受けることを公表。「非常にがっかりしている」との心境とともに、復帰への意欲をつづった。

 同投手は05年にタイガースでメジャーデビューし、実質1年目の06年に17勝を挙げて新人王を獲得。11年は251回1/3を投げて24勝、防御率2・40の好成績でサイ・ヤング賞を初受賞した。17年途中にアストロズへ移籍し、昨季は223イニングを投げて21勝、防御率2・58の成績で2度目のサイ・ヤング賞に輝いた。

 メジャー16年の通算成績は454登板、226勝129敗、防御率3・33。2988投球回、3013奪三振。最多勝3回、最優秀防御率1回、最多奪三振5回、球宴8回。

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