マー君、二塁踏ませず!5回快投 初対決の筒香にも完勝

 「レイズ1-0ヤンキース」(7日、セントピーターズバーグ)

 ヤンキースの田中将大投手(31)が今季2度目の先発で5回1安打無失点、無四球5奪三振の好投。両軍無得点の状況で降板したため勝敗はつかなかった。「6番・指名打者」で出場したレイズの新人、筒香嘉智内野手(28)と日米通じて初めて対戦し、2打席無安打。メジャー7年目の貫禄を見せつけた。

 中5日のマウンドは初回から低めに制球された球でレイズ打線を翻ろう。2死からこの日唯一のヒットとなる右前打を許したが、力のないゴロ打球が内野手の間を抜ける不運の当たりだった。

 レイズ筒香との初対決は二回1死走者なしの場面。初球、外角高めいっぱいに150キロ直球を投げ込んで見逃しストライクを取り、2球目、内寄り148キロ直球で一邪飛に仕留めた。五回1死走者なしの第2打席はワンストライクから2球目、低めの135キロ変化球で中飛に打ち取り、完勝した。

 初回に許した安打の後、13打者連続アウト。5回を投げ切ったところでお役御免。ストライク率75%(59球のうちストライク44球)、打者16人のうち初球ストライクは13人。二塁さえ踏まさない完璧なピッチングだった。

 田中は7月4日(日本時間7月5日)の実戦形式の投球練習でライナー性の打球が頭部を直撃。「軽度の脳振とう」と診断された後、リハビリを経て今月1日(同2日)のレッドソックス戦で復帰。今季初登板となったマウンドは2回2/3、51球を投げて4安打2失点(1自責)、3奪三振1四球で勝敗はつかなかった。

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