MLBが選手会に今季打ち切りの可能性伝える 1週間でコロナ感染29人 米報道

 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが選手会のトニー・クラーク専務理事に新型コロナウイルスの感染防止策が機能しなかった場合、シーズン打ち切りの可能性があると伝えた、と7月31日(日本時間8月1日)、米スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 今季の米大リーグは新型コロナウイルスの感染拡大により約4カ月遅れの7月23日に開幕。しかし、マーリンズのベンチ登録選手の半数以上が集団感染したため、開幕5日目で試合を延期。その後、対戦相手のフィリーズのコーチらも陽性反応を示したため、7月30日までに計14試合の延期を決定。一夜明けたこの日はカージナルス2選手の感染が判明し、予定されていたブルワーズ戦を延期して2日(同3日)の7イニング制のダブルヘッダーに組み込むと発表した。

 MLBはマーリンズの集団感染が明らかになった7月28日の時点で同24日以降の検査でマーリンズ以外の29球団の選手に新規感染者はいないと公表していた。しかし、この日、MLBと選手会が合同で発表した声明では前週1週間に実施した検査で11895検体のうち29検体(選手20人、スタッフ9人)に陽性反応があったと公表。方針により球団名や選手名は明らかにしなかったが、「21人が同一球団で、8人が残りの29球団からだった」とした。

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