マー君「やるしかねぇ」8・1復帰に意欲 頭部打球直撃後初の実戦形式登板で20球

 ヤンキースの田中将大投手(31)は21日(日本時間22日)、4日(同5日)の練習で頭部に打球を受けて以来、初めて実戦形式のマウンドに立ち、20球を投げた。

 17日ぶりに打者と対じした田中は「初球投げる時に、『そういえば、こないだ当たったなあ』って思いましたけど、これまでどおりしっかり投げることができた」と感想。「きょうのテーマの一つとして、力みながら投げよう、と思っていた」と、意図的に負荷をかけて投げたことを明かし、前回同様、L字型防球スクリーンを使用しなかったことには「ゲームではスクリーンはないですし、そういう考えは最初からなかった」と言い切った。

 この日は打者5人に対し、ツーシーム以外の球種を交えて20球。「バッター相手に投げられたのは間違いなく、大きなステップだったと思います」とマウンド復帰の喜びを口にした。

 田中の今後の予定についてブーン監督は、5日後の26日に再び、実戦形式の投球練習を行い、中4日の今月31日(同8月1日)のレッドソックス戦が今季初登板になることを示唆。田中は「すべてが順調にいけば十分いけるんじゃないかなと思っています」と、復帰に意欲を見せ、紅白戦やオープン戦の実戦なしに公式戦に臨むことには「今はマウンドに上がって投げれるだけでいいので不安とかっていうよりは、もうやるしかねぇ、っていう感じです」「この状況で四の五の言ってられない」と話した。

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