カブスのダルビッシュ有投手（３３）は９日、シカゴでキャンプ再開後２度目の紅白戦に登板し、３回を１安打無失点、２三振無四球と好投した。右腕ヘンドリックスとともに候補に挙げられる開幕投手に向け、順調に調整が続いている。

　一回は２０１６年のナ・リーグ最優秀選手で３番の主砲ブライアントらを空振り三振に仕留める絶好の立ち上がり。二回に指先を気にするしぐさを見せ、医療スタッフがマウンドに集まったものの続投し、４７球を無事に投げ終えた。登板後に自身の短文投稿サイトで「数字より感覚的には良くなかった」と振り返った。このまま中４日の登板が続けば、２４日に行われるブルワーズとの開幕戦の舞台に立つ。