大谷の二刀流復活に注目 メジャー公式ツイッター「間もなくShotime」

 3月、ブルペンで投球練習する大谷
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 米大リーグでエンゼルスの大谷翔平投手(25)の投打の「二刀流」復活に、注目度が高まっている。新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた開幕が7月下旬に決まり、メジャー公式ツイッターは25日、投打の練習動画を掲載し「Almost(間もなく)Shotime」との言葉に期待感を込めた。

 メジャー3年目の今季は当初、右肘手術から2季ぶりの投手復帰を5月中旬に目指していた。キャンプ中断後、いったんペースは落ちたものの5月までに3度、実戦形式で投球練習を行った。24日にはマドン監督が開幕からの二刀流起用の可能性が非常に高いとの見解を示した。

 今季は本来の162試合から60試合に大幅縮小となる。1試合の重みが増す中、大谷は一人二役をこなす上、新設の「二刀流選手登録」になることでチームの起用法に幅を与えるなど、その存在感はさらに増しそうだ。

 一方、登板は一昨年9月2日が最後で、2年近いブランクの克服は容易ではない。スポーツ専門局ESPN(電子版)は異例ずくめの今季に成功する選手と苦労する選手を予測。双方で大谷の名を挙げ「シーズンで二刀流を全うするなら他にインパクトを与える選手はいない」「マウンドに上がるのが心配」と指摘した。

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