MLB、3地区再編案を協議 6月下旬にも開幕して最低100試合

 米大リーグ機構(MLB)は新型コロナウイルスの感染拡大のため開幕を延期している今季のレギュラーシーズンで全30球団を東西、中3地区の各10球団に再編して開催する案を協議していると28日、全国紙USAトゥデー(電子版)が報じた。6月下旬か、遅くても7月2日までに開幕し、各球団の本拠地で無観客により最低100試合の実施を目指しているという。

 案では従来のア、ナ両リーグを解体。東は田中が所属するヤンキース、筒香のレイズ、山口のブルージェイズ、西は大谷のエンゼルス、菊池と平野のマリナーズ、中はダルビッシュのカブス、前田のツインズ、秋山のレッズなどに区分けする。ブレーブスが中、パイレーツが東に入れ替わる以外は昨季までの両リーグでの地区と同じ。移動を抑制するため、対戦は同地区内に限定する。

 かねて今季開催ではアリゾナ州のみ、アリゾナ、フロリダ両州、テキサス州を加えた3州の三つのプランが浮上していた。MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは開幕の条件に「選手やファンにとって安全に試合ができ、感染が悪化しない」ことを挙げている。

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