ハミルトン氏 コロナと闘う!ワールドシリーズV選手が医師に転身

 米大リーグのワールドシリーズ(WS)の優勝リングも手にした元選手が医師に転身し、新型コロナウイルスとの闘いに挑む。2010年からカージナルスで2季プレーしたマーク・ハミルトン氏(35)。10日にニューヨークにある医大を卒業し、遅くても6月にはウイルスの感染が集中している同地で医療現場に立つと8日、メジャー公式サイトが伝えた。

 主に代打で47試合に出場し、チームは11年にWSを制した。12年以降はマイナー暮らしが続き、ブレーブス傘下のマイナーチームを最後に14年にユニホームを脱いだ。引退後は選手時代から決めていた医師の道を第二の人生に選んだ。最初は新型コロナの患者が多い内科で勤務する予定。「怖い。でも、やるべき仕事があるのだからベストを尽くす」と使命感をにじませた。

 一塁と外野を守ったが、メジャーを代表する捕手で現役時代に同僚だったモリーナに感銘を受けた。「毎日、何時間もビデオ室で研究していた。あのレベルの選手の熱意、準備を見ることができた」と言う。その上で「このウイルスに対してスカウティングリポート(事前情報)はない。新しい方法を探し、改善し続けないといけない」と決意を示した。

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