大リーグ機構（ＭＬＢ）が新型コロナウイルスの影響でオープン戦の中止と最低２週間の開幕延期を発表する中、エンゼルス・大谷は予定通り５月中旬の投手復帰に向けて投球プログラムを継続することが分かった。エ軍のエプラーＧＭが１３日（日本時間１４日）、電話会見で明かした。

　大谷は１１日にキャンプ地６回目のブルペンに入り、同最多の５９球。力を抑えながら推定１４５キロの速球を投げた。

　ＭＬＢでは選手たちに開幕までの調整地として（１）キャンプ施設、（２）自宅、（３）球団本拠地施設の選択肢を提示。同ＧＭは球団内にウイルス感染者が出てないことを明かしながら、「ショウヘイは今後も投球を継続していく」と話した。