マエケン、金銭11億円とともにツインズ移籍合意 米記者伝える

 米大リーグ、ドジャースが前田健太投手(31)に金銭1000万ドル(約11億円)をつけてツインズへ放出することで合意した、と9日(日本時間10日)、米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が自身のツイッターで伝えた。ドジャースはツインズから若手有望株のブラスダー・グラテロル投手(19)と来年のドラフト指名権、マイナー選手を獲得する見込み。

 前田は15年オフに広島からドジャースへ移籍。契約金100万ドル(約1億1000万円)を含む8年2500万ドル(約27億5000万円)で合意。メジャー4年の通算成績は47勝35敗6セーブ、防御率3・87。先発としてだけでなく、リリーフとしても好成績を残し、17、18年のワールドシリーズ進出に大きく貢献した。残りの契約は4年1200万ドル(約13億2000万円)でツインズは今回のトレードでわずか200万ドル(約2億2000万円)の負担で2桁勝利を計算できるローテ-ショーン投手を手に入れたことになる。

 複数の米メディアが4日(同5日)、報じたところによると、当初はレッドソックスを含む三角トレードを模索していたが、レッドソックスが獲得予定だったグラテロルの故障歴を問題視。さらなる若手有望株を要求したところ、ツインズ側が難色を示し、交渉は決裂したという。

 その後、ドジャースはレッドソックスと2チーム間のトレードでムーキー・ベッツ外野手(27)とデービッド・プライス投手(34)を獲得することで合意。大リーグ公式サイトによると、ドジャースからはアレックス・バーデューゴ外野手(23)、マイナー有望株のジーター・ダウンズ内野手(21)ら3人が移籍すると報じた。

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