大谷、第1打席で左中間二塁打 161キロカットボールとらえる

投球練習の合間にシャドーピッチングをする大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス-レンジャーズ」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、初回の打席で左中間二塁打を放った。

 相手先発はメジャー最速となる平均99マイル(159キロ)のカットボールを操るクラセ。20日の試合で左飛に仕留められた右腕に対し、初回1死一塁の打席に立った大谷は初球、外角161キロのカットボールを鋭く振り抜くと、打球は左中間を真っ二つに割った。

 大谷は前日まで94試合に出場し、打率・297、16本塁打、54打点。18日のホワイトソックス戦で19戦74打席ぶりの本塁打となる16号を放った後、7試合で豪快な一発はないが、この日の試合前の打撃練習では日本から応援に駆け付けた家族が見守る中、39スイングで22本の柵越え。1スイング目から9本連続でスタンドへ叩き込むなど、“柵越え率”・564の圧巻の打撃を披露していた。

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