ダル本拠シカゴ初勝利 移籍2年目やっと「制球も切れも人生ベスト」女児誕生明かす

 「カブス5-2レッズ」(17日、シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手(32)がレッズ戦に先発。6回2安打無失点、7奪三振で4月27日以来の3勝目を挙げた。メジャー通算60勝目で、カブスに移籍2年目にして本拠地初勝利となった。試合後には、聖子夫人が11月に女児を出産することを明かした。

 大型契約でカブスに移籍2年目、ようやくホームのファンに白星を届けた。ダルビッシュは「これで楽になれるような気がする」と胸をなで下ろした。

 昨季は右腕のけがに悩まされ、わずか1勝に終わった。今季も制球に苦しむなど、前半戦は2勝にとどまっていた。フォームや登板間の調整、さらに配球を変えるなど復活へ工夫を重ねた。

 この日は五回2死までノーヒットの快投を演じ、六回の得点圏のピンチも切り抜けた。約3カ月ぶりの白星に「明けない夜はないとか、やまない雨はないとか、そういう言葉が大っ嫌いなんです。僕らがやってるのは自然(現象)のことじゃないので放っておけばずっと雨だし、ずっと夜のまま。常にいろんなことを研究してってことを肝に銘じている」と自負をのぞかせた。

 98マイル(約158キロ)を超える速球があり、四球はなかった。これで後半戦2試合は計12回を無失点。11月に女児が生まれることを公表した右腕は「今は制球も切れも、人生でベスト」と公私共に充実してきたようだ。

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