マー君、第2子誕生祝い星 6回2/3を5失点 耐えて粘って4勝目
「ヤンキース12-5メッツ」(11日、ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手(30)がメッツとのダブルヘッダー第1試合に先発。第2子が誕生して最初の登板で、6回2/3を7安打5失点(自責点4)で7三振を奪い、約1カ月ぶりの白星となる4勝目を挙げた。
「僕の登板する試合で今年は負けている試合が多い。勝てたことは良かった」
三回は失策や不運な内野安打が絡み、3ランなどで4点を失った。だが「目の前の一球(に集中し)目の前の打者をしっかり抑えていこう」と精神的に乱れず、四回以降は1失点に抑えた。
前回登板後、チームを離れて長女の出産に立ち会った。快く送り出してくれたチームに粘りの投球で応えた。
7試合連続で6回以上を投げ、投球回数は投手陣で最多。降板時に降り注いだファンの拍手が信頼されている証しだった。