大谷、「3番・DH」2試合ぶり先発 試合前に術後最長40メートルのキャッチボール
「エンゼルス-レンジャーズ」(24日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)がレンジャーズ戦(25日午前11時7分開始)に「3番・指名打者」で出場することが発表された。大谷は23日のツインズ戦にスタメンを外れて出番がなかったため、2試合ぶりの出場となる。
試合前には昨年10月に受けた右肘手術のリハビリとしてキャッチボールを4日ぶりに行った。40フィート(約12・2メートル)の距離から徐々に間隔を広げ、この日は術後最長となる130フィート(約39・6メートル)まで計80球を投げた。今季は打者に専念することが決まっており、来季の二刀流復活に向けて少しずつ前に進んでいる。
大谷はここまで全13試合に3番で起用され、打率・250(52打数13安打、7四死球)。前回出場した21日の試合は4打数1安打で自己最長の9試合連続出塁をマークした。
レンジャーズの先発はメジャー通算31勝の左腕スマイリー。今季は7試合に登板して0勝3敗、防御率6・51の成績を残している。米データサイトによると、配球の54%が平均146キロの速球、28%が同124キロのカーブ、11%が130キロ台前半のチェンジアップ、8%が同140キロのカットボールだという。大谷とは初対戦。
エンゼルスのラインアップは以下のとおり。
1番・左翼 フレッチャー 打率・300、4本塁打、18打点
2番・中堅 トラウト 打率・289、11本塁打、28打点
3番・DH 大谷 打率・250、2本塁打、8打点
4番・一塁 プホルス 打率・237、8本塁打、24打点
5番・捕手 ルクロイ 打率・267、6本塁打、21打点
6番・三塁 ラステラ 打率・302、12本塁打、31打点
7番・二塁 レンヒフォー 打率・190、0本塁打、1打点
8番・遊撃 コザート 打率・122、0本塁打、7打点
9番・右翼 グッドウイン 打率・297、5本塁打、16打点
投手 キャニング 2勝1敗、防御率3・80