雄星「所沢が一番寒い」30日の米デビューに備え本拠地初ブルペン42球

 30日の本拠地デビューに備えてブルペンで投げる菊池(撮影・小林信行)
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 29日(日本時間30日)に本拠地で行われるレッドソックス戦で米国デビューするマリナーズの菊池雄星投手(27)は24日(同25日)、ブルペンで42球を投げるなどして調整した。

 気温13度、湿度61%。本拠地T-モバイルパークのブルペンを初めて経験した菊池は、湿度30%以下のアリゾナのキャンプ地での投球を思い返しながら「やっぱり、アリゾナはすごく滑る場所だったんだなと思いますね。(イチロー氏から)『(アリゾナは)特別だから』という話をしていただきましたけど、まさにそれを感じましたね」とにこやかに話した。

 21日に東京ドームでデビュー戦を投げて以来初のブルペン入り。直球、スライダー、カーブ、チェンジアップを計42球。「今日は軽く。投げてすぐ(飛行機)移動があったんで、いつも以上に体が疲れてるというか、張ってるので」。5日後の次回登板までにもう一回、ブルペン入りを予定している。

 肌寒さを感じる中、約1時間半のチーム練習に参加した。菊池は「(故郷の)岩手と比べちゃあ、あれですけど、(昨季まで所属した西武の本拠地)所沢もまあ寒いッスから。所沢が一番寒いんじゃないですか」と言って笑った。

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