イチローが試合後、東京ドームでファンにあいさつ グラウンドを一周
「アスレチックス4-5マリナーズ」(21日、東京ドーム)
試合終了後、ナインがベンチ裏への入っても「イチロー」コールにドームが包まれた。観客はレジェンドの再登場を待ち続け、席を離れることはなかった。
カメラマンもベンチの出入り口にレンズを向け続けていると、イチローが背番号「51」のユニホーム姿のまま、笑顔でベンチを飛び出し、ファンにあいさつ。
三塁側から左翼方面に歩きながら両手を振り、そして右翼席、一塁側とグラウンドを一周。最後はマウンド付近で帽子を脱いで声援に応えると、笑顔のまま軽やかなステップでグラウンドを後にした。
「9番・右翼」で開幕から2試合連続でスタメンに名を連ねたイチローは、イチローは三邪飛、二ゴロ、見逃し三振、遊ゴロの4打数ノーヒット。八回の守備から交代した。
試合はマリナーズが4-4で迎えた延長十二回、1死満塁から、内野ゴロ併殺崩れの間に1点を勝ち越し、4時間半の長時間試合にケリ。日本での開幕2連戦を連勝した。
メジャー初登板初先発となった菊池雄星投手は91球を投げ、4回2/3を4安打2失点、3奪三振、1四球で勝ち負けつかず。