エンゼルス、二刀流2人がそろって活躍 米解説「ショウヘイに感謝」

 「オープン戦、ホワイトソックス6-6エンゼルス」(4日、グレンデール)

 大谷翔平選手(24)が所属するエンゼルスで投打の二刀流を目指す2人の選手がそろって出場した。昨季までの内外野に加え、中継ぎにも挑戦するケーレブ・カワート選手(26)は「8番・一塁」で四回に満塁弾を放てば、メジャー初昇格を目指す一塁兼中継ぎのジャレッド・ウォルシュ選手(25)は同点の九回に登板して1回を無安打無失点に抑えた。

 カワートは昨季終了後にエンゼルスから戦力外通告を受け、その後はマリナーズとタイガースに所属したが、いずれも構想から外れて1試合もプレーすることなく、2月23日に再びエンゼルスへ。オープン戦初出場となったこの日は二回に空振り三振を喫した後、2-2の四回1死満塁の絶好機にカウント2-1から甘く入った直球を完璧にとらえて右翼席へ満塁弾を叩き込んだ。

 もう一人の二刀流、ウォルシュは6-6の九回に7番手でマウンドに上がり、11球で3人を料理。直球とカーブを織り交ぜた緩急のピッチングで右飛、遊ゴロ、三ゴロに仕留めた。

 2人が登場するたびに中継局の実況と解説者は大谷を話題に。右肘手術から復帰を目指す大谷が順調に回復していることを伝えながら、エンゼルスのマイナーにも5人の二刀流が存在していることを明かし、「ショウヘイに感謝ですね。ショウヘイが多くの選手に扉を開けてくれましたね」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス