イチロー、ヒヤリ!死球 「ライブBP嫌いやわ」右足直撃異常なしも別メニュー調整
「マリナーズ春季キャンプ」(20日、ピオリア)
マリナーズとマイナー契約のイチロー外野手(45)が20日、アリゾナ州ピオリアでの実戦形式の練習で投球を足に受けた。フリー打撃に登板した先発右腕ヘルナンデスのスライダーが内角へ。驚きの声とともに跳び上がって避けようとしたが、低い球が右足の側部に当たった。
イチローは再び打席に立ったが「地味に痛い」と顔をしかめた。精密検査を受け、骨などに異常がないことが判明。「ライブBP(投手が投げるフリー打撃)、嫌いやわ。無理しても仕方ないから」と苦笑いを浮かべた。
21日のオープン戦初戦は、もともと出場する予定ではなかった。当面はその日の状態を見ながら練習することになりそうだ。昨年は右ふくらはぎ痛と頭部死球、一昨年は同僚との接触で、別メニューでの調整を余儀なくされた。用心を重ねながら米球界19年目のキャンプが進む。