菊池「もちろん」メジャー全球団OK ポスティング移籍目指し渡米

 西武からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す菊池雄星投手(27)が16日、米国に向けて出発前に成田空港内で取材に応じた。現地ではトレーニングを行いつつ、獲得希望の球団と直接面談する。複数球団がラブコールを送る中、日本を代表する左腕は大リーグ全球団OKの姿勢を示した。

 緊張感もあるのか、菊池の表情は引き締まっていた。「この渡米が一つのきっかけになるのかなと思います。全てのプロセスを楽しみながら進みたい」と言葉に力を込めた。

 既にジャイアンツやマリナーズなど複数球団がラブコールを送る。高評価にも「正式なオファーも来てませんし」と冷静に受け止めた。今月中にロサンゼルスで獲得希望球団との面談を行う。移籍先としてメジャー全球団OKか、と問われ「もちろん」と即答し胸を高鳴らせた。

 渡米後には早々と代理人、スコット・ボラス氏の施設でキャッチボールを再開するなどし、体作りも進める。施設近くのホテルに宿泊して調整を続けつつ、オファーを待つ。交渉期限は来年1月2日(日本時間1月3日)。米国には年明けまで滞在する予定だ。

 西武入団前から熱望してきた夢の実現に向けて大きな一歩を踏み出す。菊池は「(西武で)9年間、プレーして(ポスティングを)認めてもらった。やっとの思いで、というのもあります。楽しみです」と目を輝かせた。

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