マリナーズ、エンゼルスから大谷と同僚だったカワート獲得 二刀流で起用する方針

 米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが10日(日本時間11日)、ネバダ州ラスベガスで始まった。マリナーズはエンゼルスで大谷翔平投手(24)と同僚だったカレブ・カワート内野手(26)を獲得。大谷と同じく二刀流で起用する方針を示した。

 カワートは2010年ドラフトでエンゼルスから1巡目指名されたスイッチヒッターで、内外野をこなすユーティリティープレーヤー。今季は47試合の出場で、打率・134、1本塁打、10打点。メジャー通算成績は打率・177、6本塁打、33打点。

 大リーグの公式サイトによると、高校時代は投手としても高く評価されており、プロ入りを機に野手を選択したといい、マリナーズ移籍後のポジションは「内野手兼右投手」と表示されている。

 エ軍のエプラーGMは「今シーズン終盤に代理人と投手としての可能性を話し合った」と明かした。10月上旬には本人にもプランを告げた上でブルペン入りし、変化球を交えた投球練習も行っていた。

 同一チームに2人の二刀流が誕生する可能性は消えたが、来季は打者に専念する大谷が二刀流として復活する2020年以降、両者がそれぞれ投手と野手として対戦する日が来るかもしれない。

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