復帰登板の大谷、敗戦投手に 三回途中2失点で降板 右手に打球当てるアクシデントも

アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
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 「アストロズ4-2エンゼルス」(2日、ヒューストン)

 右肘故障以降初先発のエンゼルスの先発・大谷翔平投手(24)は、三回途中2失点で降板し、黒星を喫し4勝2敗となった。6月6日・ロイヤルズ戦以来の約3カ月ぶりとなる投手として復帰は、2回1/3、49球、打者11人に対して2安打2四球、2三振2失点、最速は159・8キロだった。

 88日ぶりに先発のマウンドに上がった大谷は、初回に先頭のスプリンガーに直球を右前打され2死一、二塁のピンチを招いたが、5番のコレアからスライダーで見逃しの三振を奪った。二回には先頭のゴンザレスの打球に反応、右手を出して打球を当てるアクシデントもあったが、三者凡退で無失点に切り抜けた。

 二回まで無失点だったが、三回に先頭のケンプに四球を与え、続くスプリンガーにカウント1-2からのスライダーを左翼席に運ばれた。続くアルトゥーベを二ゴロに仕留めたところで交代を告げられた。

 初回のホワイトへの2球目に最速159・8キロを記録したが、三回は直球の球速が落ち、変化球も抜ける球があった。49球中ストライクは30球だった。

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