大谷復帰登板 指揮官「この試合はショウネンバ」

 「アストロズ-エンゼルス」(2日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が敵地で行われるアストロズ戦(日本時間3日午前9時5分開始)に先発登板する。右肘の故障で6月6日のロイヤルズ戦を最後にマウンドから遠ざかっており、88日ぶりの投手復帰となる。

 試合前の三塁側ベンチで囲み取材に応じたエンゼルスのソーシア監督は、大谷の投球数や投球回数について明言はせず。「ガイドラインはあるが、まずはマウンドに立って、しっかり投げること。あとは試合の流れや本人の状態を見ながら決めていくが、リスクが生じるほど無理に引っ張るようなことはしたくない」。お気に入りの日本語を使って「この試合は『ショウネンバ(正念場)』だね」とにこやかに話した。

 大谷はここまで9試合に先発し、4勝1敗、防御率3・10。アストロズ打線とは4月24日に対戦しており、5回1/3を投げて6安打4失点で勝敗はつかず。98球を投げて7奪三振、5四球。球速は2度の163キロを含め、160キロ以上を8度マークした。

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