ア・リーグ球宴6連勝 決勝弾のブレグマンがMVP

 「オールスター、ナ・リーグ6-8ア・リーグ」(17日、ワシントン)

 米大リーグの第89回オールスター戦は17日、ナショナルズの本拠地ワシントンのナショナルズ・パークで行われ、ア・リーグがナ・リーグを延長十回8-6で破り、6連勝で通算成績を44勝43敗2分けとした。アは九回に2点差を追い付かれたが、5-5の十回にブレグマン、スプリンガー(ともにアストロズ)の連続ソロなどで勝ち越し、史上最多となる両軍計10本塁打の打撃戦を制した。ブレグマンが初出場でMVPに輝いた。

 昨季にワールドシリーズを初制覇したアストロズの若手三塁手が、主役に躍り出た。延長十回。24歳のブレグマンが高めの速球を捉えて左越えにソロを描いた。「最高の気分だ」と誇らしげだ。

 アストロズの選手がMVPに輝くのは初。ドラフト1巡目、全体2番目の指名で入団し、俊足強肩で一発長打もある。前半戦で20発を放ち、本塁打競争にも登場した。

 祖父はワシントンに本拠地を置いていたセネタースの法律顧問を務めた。球宴MVPは、「最後の4割打者」でセネタース監督も歴任したテッド・ウィリアムズの名前が付いており、同氏と写した写真が宝物だった父からは「次に4割を打つのはおまえだ」と育てられた。ゆかりの地でゆかりの賞を手にし「このトロフィーは本当に特別なものだ」と感激に浸った。

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