大谷、代打で四球 メジャー52勝左腕が全6球カーブ チームは延長戦制す

ドジャースに勝利し、ガッツポーズするエンゼルス・大谷=ロサンゼルス(共同)
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 「ドジャース4-5エンゼルス」(14日、ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が1点リードの八回に代打で出場し、四球だった。チームは延長十回、カルフーンの勝ち越し9号ソロで接戦をものにした。

 DH制を採用しないナ・リーグの本拠地で行われる交流戦のため、4試合連続で代打待機となった大谷。4-3の八回2死一塁。メジャー通算52勝の左腕ヒルに対し、フルカウントから外角低めに外れる122キロカーブを見極め、一塁へ歩いた。相手左腕が投じた6球はすべてカーブだった。

 ヒルとは3月26日のオープン戦で対戦し、2打数1安打。2打席目に142キロ速球を左前へはじき返している。

 10日のマリナーズ戦では左腕のエリアスから左前打。前夜は代打で中継ぎ左腕のアレクサンダーから左中間二塁打。対戦打率・167(36打数6安打)と数字上は苦手にしている左腕から3打席連続で出塁した。

 試合は、エンゼルスが1点リードの八回から登板した3番手パーカーが九回も続投し、同点適時打を許す。しかし、4-4の延長十回、カルフーンがドジャースの守護神ジャンセンから決勝9号ソロ。同カード3連戦を1勝1敗とし、あす15日の前半戦最終戦で3カード連続勝ち越しを目指す。

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