大谷、代打で左中間二塁打 初速166キロ、飛距離108メートル

ドジャース戦の9回、代打で左中間二塁打を放つエンゼルス・大谷。投手アレクサンダー=ロサンゼルス(共同)
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 「ドジャース3-2エンゼルス」(13日、ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が2-3の九回に代打で出場し、左中間二塁打だった。1打数1安打で打率は・285。チームは敗れた。

 DH制のないナ・リーグの本拠地で行われた交流戦。相手先発が左投手だった11、12日に続いて3試合連続で先発を外れた大谷は1点を追う九回1死走者なしの場面で登場。敵地にブーイングと歓声が渦巻く異様な空気の中、打席に入った。

 マウンド上には左腕のアレキサンダー。6日の初対決では空振り三振に倒れている相手に対し、カウント2-2と追い込まれながら真ん中151キロのシンカーを左中間へはじき返し、滑り込むことなく、二塁を陥れた。続くブリセノの遊撃内野安打で1死一、三塁と好機拡大。しかし、フレッチャーが三ゴロ併殺打に倒れ、万事休した。同点のホームを踏むつもりで全力疾走した大谷はベンチ前で悔しそうな表情を見せた。

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