大谷「打席には立つと思う」マー君との先発対決消滅も打者でメジャー初対決“予告”

車いすのファンの話に耳を傾ける大谷(撮影・小林信行)
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 「ブルージェイズ1-8エンゼルス」(24日、トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が予定されていた27日(日本時間28日)のヤンキース戦の登板を回避することが決まった。マイク・ソーシア監督(59)が24日(同25日)の試合前に「体への負荷を管理するため」と説明。同日先発予定の田中将大投手(29)との5年ぶりの投げ合いは持ち越された。

 この日の大谷は試合前のフィールドで約10分間、軽めのキャッチボールで調整。試合には「5番・指名打者」で出場し、2本の二塁打を含む3打数2安打2四球、2得点と活躍した。

 試合後は「特に(肉体的に)何も悪くないですし、(前回登板で)球数が多かったからだと思ってるので、今までどおり、次の登板にしっかり合わせたい」と話し、20日のレイズ戦で移籍後自己最多の110球を投げたことへの肉体的負担を考慮したチーム方針による登板回避であることを説明した。

 田中との投げ合いは持ち越されたが、大谷は落胆する様子を見せることなく、「どっちみちバッターでは出ると思う。打席には立つと思います。マウンド(投げ合い)もこの先プレーしていけばチャンスはあると思う」と、打者としてメジャー初対決を“予告”した。

 大谷は日本ハム入団1年目の13年に田中と4試合で対戦。11打数無安打2四死球、6三振と完全に封じられている。メジャーでは田中が登板した4月27日の試合で5年ぶりの直接対決が注目されたが、前日26日の試合で一塁を駆け抜けた際に左足首を捻挫。その後の2試合を欠場したため、対決は持ち越しになっていた。

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