大谷 4月月間新人MVPで仲間と球団に感謝「選ばれて光栄です」
エンゼルスの大谷翔平投手(23)がア・リーグの4月の月間最優秀新人に選出された。大リーグ機構が2日(日本時間3日)、発表した。
大谷は「アメリカン・リーグの月間新人王に選んでいただき、Major League Baseballに感謝しています。また、選ばれて光栄です。チームメートの協力と球団のサポートがなくては出来ませんでした」とコメントした。
3月29日のアスレチックスとの開幕戦で打者としてメジャーデビューを果たした大谷は12試合(代打1試合)で打率・341、4本塁打、12打点をマーク。リーグ新人では打率と長打率(・682)が1位、本塁打が2位、打点が2位タイだった。
投手としては4試合で2勝1敗、防御率4・43。初登板となった4月1日のアスレチックス戦で初勝利を手にし、8日の同カードで七回1死まで完全試合を継続。新人で1試合1安打、12奪三振、1四球は72年のノーラン・ライアン以来、球団史上2人目の快投だった。また、同じ週に3戦連続本塁打を記録し、史上初めて二刀流選手で週間MVPを獲得した。
大リーグ機構から発表されたリリースには「ショウヘイは歴史的な1カ月を終えた」など、称賛の言葉が記されていた。