大谷翔平、二回に1失点 メジャー自己最速161キロ直球はじき返される

アストロズ戦の2回、ゴンザレスに適時打を許したエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
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 「アストロズ-エンゼルス」(24日、ヒューストン)

 3勝目をかけたエンゼルスの大谷翔平投手が先発した。前回登板で2回3失点で降板する原因となった右手中指のまめが心配される中、二回に1点を献上した。

 初回は無失点で切り抜けたが、二回2死から捕まった。ブレグマンに左翼フェンス直撃の二塁打を許すと、四球を挟み、ゴンザレスに右前適時打を許し1点を与えた。この時に投じた直球は100・1マイル=161キロでメジャー自己最速だった。

 エンゼルス打線は初回にトラウトが右翼席へソロ本塁打。二回にはシモンズがソロ本塁打を放った。大谷は2点の援護を序盤で受けた。

 17日のレッドソックス戦では、決め球のスプリットがほとんど決まらず苦しみ、米メジャー初黒星を喫した。

 この日はフォーシーム(ストレート)は威力十分で161キロも計測。アストロズの打線を詰まらせる場面もあった。しかし、初回はスライダー、二回はスプリットを中心に組み立てたが、レッドソックス戦ほどではないにしてもストライクを取るのに苦心していた。二回終了後には、スタッフと話し合う様子も見られた。

 大谷はここまで3試合に登板し、2勝1敗、防御率3・60。打者としては11試合(代打1試合)で打率・333、3本塁打、11打点。4月に3勝目を挙げれば、ベーブ・ルースも成しえなかったメジャー史上初の4月3勝&3本塁打を記録した選手となる。

 アストロズは昨季のワールドチャンピオン。アルテューベは昨季、4年連続200安打のリーグ屈指の好打者でMVPも獲得している。両軍とも同じア・リーグ西地区に属し、エンゼルスに0・5ゲーム差をつけて首位に立っている。

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