大谷、3連続空振り三振含む4打席無安打 チームは3戦連続完敗

レッドソックス戦の6回、空振り三振に倒れたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス2-8レッドソックス」(19日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「6番・指名打者」で出場し、3打席連続空振り三振を含む4打数無安打。開幕からの先発連続安打試合は「7」で止まり、打率を・324とした。チームは今季初の3連敗。

 大谷の打順は開幕から8番が定位置だったが、13日のロイヤルズ戦で初の7番に入って2安打。13日以来、4試合ぶりに打者で出場したこの日は、打順がさらに上がって初の6番。チームはレッドソックスとの過去2試合で1点を取るのがやっとの状態とあって打率・367、3本塁打、11打点と好調の大谷のバットへの期待が打順に現れた格好となった。

 大谷にとっては本拠地デビューから4試合連続本塁打が懸かった試合。第1打席は1点を追う二回1死一塁の場面。左腕ロドリゲスに対し、初球チェンジアップを空振り、続く低めに外れたチェンジアップを見送った後の3球目、ほぼ真ん中の148キロを強振。打球は二遊間を破ったかと思われたが、レッドソックスの遊撃手は二塁ベース後方に、三塁手は三遊間にポジションを取る“大谷シフト”を敷いていたため、遊ゴロに倒れた。

 しかし、一塁走者のシモンズは三塁ががら空きになっていることを見抜き、二塁に滑り込まず、三塁まで進む好走塁。大谷の打球が大きな進塁打となり、コザートの同点左前適時打を呼び込んだ。

 1-3の四回1死一塁の場面はワンボールから見送った外角148キロ直球をストライクとコールされた後、3球目と4球目のチェンジアップを連続で空振りして三振に倒れた。

 1-5の六回2死一塁の第3打席は左腕のチェンジアップに苦しめられ、再び、空振り三振。2球連続チェンジアップを空振りして追い込まれた後、スライダー、チェンジアップをファウルにして粘りを見せたが、5球目、ワンバウンドになる138キロチェンジアップにバットが空を切り、悔しい表情を見せた。

 敗色濃厚の九回の打席は無死一塁の場面。中継ぎ右腕ケリーに対し、カウント2-2から6球目、158キロ直球にバットは空を切った。

 リーグ勝率1、2位同士の対戦として注目されたカードだったが、いずれも一方的な展開でエンゼルスは3連敗。投手陣が3試合で合計11本塁打を含む43安打、27失点と打ち込まれた。

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