ダルビッシュ体調不良で登板回避 指揮官「焦る必要ない」

 カブスのダルビッシュ有投手(31)は1日、アリゾナ州メサで予定されていたロッキーズとのオープン戦初登板を体調不良で回避した。代わりに実戦的な投球練習を行い、2イニングを想定して力のこもった36球を投じ「シーズン中なら投げられる」と語った。

 体調は約1週間前から一進一退を繰り返している。「昨日また悪くなった。ご飯も食べられなかった」と言う。1日はだいぶ良くなったというものの、脱水症状の懸念などから大事を取った。マドン監督は「焦る必要はない。ここ数年、何度も見ている」と実績十分の右腕を信頼した。

 延期された初登板の相手はドジャースになった。昨季途中にレンジャーズから移籍し、ワールドシリーズ進出に貢献した古巣と、いきなり注目の対戦となる。

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