大谷の契約金、最高でも4億弱 メジャー挑戦決断に米メディアも注目
日本ハムの大谷翔平投手(23)が今季終了後にポスティングシステムを利用し、米大リーグに挑戦する意思を固めたことを受けて13日、米メディアなどは高い関心を示した。
スポーツ専門誌スポーツイラストレーテッド(電子版)は投打二刀流の大谷を「日本のベーブ・ルース」と伝説の名選手に重ねた。ヤンキースのジラルディ監督はメジャーでの二刀流の可能性に「私はできると思う」との見解を示した。
また、AP通信はメジャー球団が提示する条件面の見通しを報じた。大谷は25歳未満のドラフト対象外の外国人選手扱いで、契約金は昨オフに成立した新労使協定により、原則的に上限が575万ドル(約6億3250万円)に制限される。
しかもドジャース、カブスなど12球団は既に他の外国人との契約金で労使協定が定める上限を超えており、30万ドルより多い契約金を提示できない。100万ドル以上使えるのは8球団にすぎず、最高でもレンジャーズの約350万ドル(約3億8500万円)だという。