イチロー、代打のメジャー記録更新なるか 球宴後の代打打率は・353

 「マーリンズ4-9ジャイアンツ」(15日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(43)は七回に代打で出場し、二塁内野安打だった。守備には就かず、1打数1安打で打率は・241(145打数35安打)。メジャー通算安打数を3065本に伸ばした。

 2点を追う七回。イチローは中継ぎ右腕メランソンの2つのカーブをとらえ切れず、カウント1-2と追い込まれた。4球目、148キロ速球をファウルにした後、三たび、投じられた130キロのカーブにバットを合わせるようにしてスイングすると、打球はホームベースに当たって大きく弾み、投手の頭を越えた。二塁手が懸命に前に出て捕球を試みたが、送球する前にイチローが楽々と一塁を駆け抜けた。

 今季78度目となる代打起用。前半戦こそ打率・241(54打数13安打)と苦しみ、シーズンの代打打率は・268(71打数19安打)だが、球宴後の20打席は17打数6安打、打率・353と高い数字を残している。

 メジャーにおける代打の年間最多安打記録は28本(95年、ジョン・バンダーウォール)。この日の安打で9本とした。最多出場試合(95試合、01年、レニー・ハリス)まであと17試合。今季44試合を残すイチローのメジャー記録更新が注目される。

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