MLB史上初の珍事!同一チーム新人3人が同じ試合でメジャー初本塁打

 「アスレチックス10-2ホワイトソックス」(24日・シカゴ)

 アスレチックスが新人3選手のメジャー初本塁打などで大勝した。大リーグ公式サイトによると、同一チームの3人が同じ試合でメジャー第1号を記録したのは、メジャー史上初だという。

 口火を切ったのは「2番・右翼」で出場したマット・オルソン(23)だ。初回無死一塁。この日がメジャー出場20試合目、50打席目となった左打者は初球、外角のカットボールを右翼席中段へ運ぶ豪快なメジャー初本塁打を記録。七回の5打席目にもセンターへ2本目のホームランを放ってみせた。

 オルソンに続いたのは「7番・中堅」で先発したジェイコブ・ブラグマン(25)。2点リードの二回1死走者なし。2ボールから甘く入った143キロ速球を右翼のブルペンへ打ち込んだ。メジャー・デビューから15戦58打席目での一発だった。

 歴史的な試合にしたのは、この日がメジャーデビュー戦となった21歳のフランクリン・バレトだった。背番号「1」をつけ、「6番・二塁」で出場。二回のメジャー初打席こそ空振り三振を喫したが、続く三回1死一塁の場面でカウント2-2と追い込まれながら外角チェンジアップを左中間スタンドへ。滞空時間の長い打球が観客席最前列に着弾した瞬間、メジャー史上初の快挙が成し遂げられた。

 大リーグ公式サイトによると、アメリカン・リーグとナショナル・リーグ以外に1914、15年に存在したフェデラル・リーグで1914年4月26日の試合でカンザスシティ・パッカーズの3選手が同時に初本塁打を記録したという。

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