イチロー歓喜「ワ~オ!」 同僚がイチローのバットで先制弾含む3安打

 試合後の会見でイチローのバットで本塁打を打ったことを明かしたオズナ(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ7-2フィリーズ」(30日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(43)は六回の守備から右翼に入り、2打数無安打。2三振で3試合連続安打はならず、打率を・169(65打数11安打)とした。チームは4番オズナの先制弾を含む3安打などで快勝。4月14~16日以来、今季3度目の3連勝を飾った。

 マーリンズが三回までに7点を奪う猛攻を見せた。口火を切ったのはオズナだ。両軍無得点の二回に先頭で左越え先制13号ソロを放つと、三回無死二塁の場面は左前打でつないで追加点をお膳立てした。四回にも中前へはじき返す怒とうの3連打。チームの3連勝に大きく貢献した。

 試合後の記者会見。オズナが開口一番こう言った。

 「イチローのバットでうまく打てたよ」

 事情がつかめない報道陣。「試合前にイチローのところへ行ったんだ」。オズナがイチローとの会話を明かす。

 オズナ「イチ、あなたのバットをもらっていい?」

 イチロー「何のために?サイン用に?」

 オズナ「違う、違う。ゲームで使うんだ」

 イチロー「マジで?冗談でしょ?」

 オズナ「本気だよ」

 イチロー「まず練習で振ってからじゃないとだめだよ」

 オズナ「練習なんて必要ないよ。このまま試合で使うから」

 自分のバットより軽く、短く、胴体部も細いなど、持った時の感覚が全然違ったが、「とても心地よかった」とオズナ。第1打席で豪快なホームランを放った時、イチローはいつものようにクラブハウスで体を動かし、自身の出番に備えていたという。

 「ホームランを打った後、クラブハウスに入るとイチローは僕を見るなり、『ワーオ!』ってすごく喜んでくれた。『おめでとう!』って言ってくれたから『ありがとう』って返したよ」

 イチローが3年前に移籍してきた時からキャッチボールのパートナーであり、気心の知れた間柄。オズナは「イチローはこのバットで4000本以上のヒットを打ってきた。だから、『僕もこれで1000本打てるかな』って言ったら『もちろんだよ』って言ってくれた」とも話した。

 31日はデーゲーム。報道陣から「明日もイチローのバットを使いますか?」と問われたオズナは「まだ分からない。家に帰って考えるよ」と言ってニヤリと笑った。

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