競泳男子平泳ぎのアテネ、北京五輪金メダリスト、北島康介氏（３４）が１８日（日本時間１９日）、ドジャースタジアムで行われたドジャース対マリナーズ戦で始球式を務めた。

　球団イベント「ジャパン・ナイト」にちなみ始球式の依頼を受けた北島氏は、五輪で獲得した金メダルの数に合わせて背番号「４」のユニホームで登場。捕手を務めたドジャースの前田にワンバウンドで投げ込み、「気持ちいいっすね、最高です」と満面の笑み。「なかなかできる経験じゃないのでうれしい。何も言えねぇ！っていうのはアメリカにはなかなか通用しづらいと思うんで…」と言って笑わせた。

　前田とはこの日が初対面。「頑張って、と声を掛けさせてもらいました。もっともっと活躍してもらって、世界を驚かせるピッチングをしてもらいたいと思います」とエールを送った。投球前にはマエケン体操も披露し「あれを世界発信しとかないと。僕ら水泳選手もけっこうやったりするので真似してやりました」と話した。