WBC決勝 米国が初優勝 8-0でプエルトリコ下す
「WBC決勝・プエルトリコ-米国」(22日・ロサンゼルス)
プエルトリコ0-8米国
初めて決勝に駒を進めた米国が、先発・ストローマン(ブルージェイズ)の圧巻の投球でプエルトリコ打線を封じ込め、大会4度目の挑戦で悲願の初優勝を飾った。
ストローマンは七回に先頭打者に初安打となる二塁打を許して交代したが、立ち上がりから相手を圧倒。六回まで1四球を与えたのみ。ツーシームを効果的に低めに集め11個のゴロを打たせた。
好投に打線も応えて、三回にキンズラーが先制2ラン。五回に2点、七回に3点と効果的に加点し、リードを広げた。
勝利投手となったストローマンはニューヨーク生まれで米国人の父を持つが、母はプエルトリコ人。今大会にはプエルトリコ代表としての出場も可能だったが、米国チームを選択。母親の母国相手に快投を披露した。