田中投手らが被災地の小学校訪問 「震災の経験伝えて」と呼び掛け

 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が24日、東日本大震災の被災地にある仙台市の岡田小学校を訪れて児童と交流し「震災でみんなが経験したことを、下の世代に伝えていってほしい。これから先、いろいろな経験をしていくと思うけど、しっかり頑張って」と呼び掛けた。

 震災を風化させないため「何かをやることで役に立つというか、きっかけになれば」と発案。賛同したプロ野球楽天の則本昂大投手や松井裕樹投手らとともに子どもたちとキャッチボールを行い、給食を一緒に食べた。田中投手は「何かできることがあれば、可能な限りやりたい」と今後も活動を続けていく考えを示した。

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