ダルビッシュ手応え30球「楽しみ」
レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)ら日本選手4人が19日(日本時間20日)、アリゾナ、フロリダ両州でキャンプインし、シーズンに向けてスタートを切った。
右肘の手術で昨季登板のなかったダルビッシュは、リハビリ用の平たんに近いマウンドから捕手を座らせての30球を披露した。スピンの利いた球が次々とミットを鳴らし、チェンジアップとツーシームも交えた。
7球目からは捕手ジメネスを座らせて計30球。「(捕手が)軽く投げているのに球がきていると。自分もすごく感じるので、これからがすごく楽しみ」と笑みがこぼれた。
体重は昨年から約6キロ増えて過去最高の約107キロ。徹底したトレーニングと食事法で上半身などの筋肉が発達し「肩もそうだし、背中から全て強くなっている。前と同じぐらいで投げても(球の)力が違う」。目指す復帰は5月半ばから6月初旬。3月には通常の投球練習を行う予定だ。