ダル熱弁 清原容疑者に球界復帰の道を
レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が18日、キャンプ地の米アリゾナ州サプライズで、覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)について「良くないことだけど、誰にでも間違いはある。単にたたくだけでは何もならない」と、更生プログラムなどを受けた上で、球界などに社会復帰する道を閉ざすべきではないとの考えを示した。
同投手は過去に薬物に手を染めた大リーグのチームメートの名を挙げ、「米国ではそういう選手でも再びチャンスをもらえる」と指摘。「日本もセカンドチャンスが持てる社会になっていかないと。もし(清原容疑者が)更生できて復帰して、(プロ野球の)優勝監督にでもなったら、日本は変わると思う」と持論を語った。
ダルビッシュは帰国中の昨年12月、代理人の団野村氏を介して、清原容疑者と同容疑者の子どもたちが野球をしているところに駆けつけ、手術した右腕とは反対の左腕で打撃投手を務めるなど親交がある。清原容疑者は後日、自身のブログで「一生忘れない。」と題し、「サンタクロースが来た!自分よりはるかに大きい!ほんまに来てくれた」と感激の言葉をつづっていた。