ダル「右肘靱帯部分断裂」で今季絶望も
レンジャーズは7日、ダルビッシュ有投手(28)に右肘内側側副靱帯(じんたい)の部分断裂が見つかり、修復手術の可能性があると発表した。6日に磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査を受けて判明した。別の医師の意見を聞いた上で近日中に治療方針を決めるが、手術となれば今季の登板は絶望的となる。
あまりにもショックな結果になった。7日に右肘の精密検査を受けたダルビッシュ。結果は「右肘靱帯の部分断裂」だった。球団を通じて「もし今季プレーできないようなら、残念。最終決断をする前にセカンドオピニオンなど、すべての可能性を探りたい」と、英語の談話を発表した。
報道陣に検査結果を説明したダニエルズGMは「明らかに深刻な故障だ」と沈痛な面持ち。そのまま投げ続けるか、治療とリハビリで復帰を目指すか、トミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯修復手術を受けるかの3つの選択肢を提示したという。だが、そのまま投げ続けるのは現実的ではない。実質的にはリハビリか手術かの二者択一となるが、手術を受けるとなれば今季の出場は絶望的だ。
昨季は8月に右肘の炎症で戦列を離れ、残り試合は登板しなかった。オフに入った12月から投球練習を再開。キャンプインしてから順調な調整を見せていたが、オープン戦初登板となる5日のロイヤルズ戦で右上腕三頭筋の張りを訴えて予定より早い1イニング、12球で交代していた。
ヤンキース・田中、レンジャーズ・藤川ら、現在メジャーに所属する日本人投手は、ほとんどが肘の故障を経験している。ダルビッシュは昨年のオールスター戦前日会見で、肘を故障する投手が相次いでいることに「これだけトミー・ジョン(手術を受ける投手)が出ているんだから、何でかってことで、本当に議論しなきゃいけない」と警鐘を鳴らし、先発6人制などを提案していた。しかし改善が進む前に、自身が手術を受けるかどうかの選択を迫られた。




