ダル右肘炎症…今季2度目DL入り

 レンジャーズは13日(日本時間14日)、ダルビッシュ有投手(27)を右肘の炎症のため15日間の故障者リスト(DL)に入れた。14日に磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査を受ける。首を痛めた3月に続いて今季2度目のDL入り。12日にチームドクターの診察を受け、肘周辺の筋肉の炎症と診断されていた。

 球団によると、ダルビッシュは先発した9日のアストロズ戦の2日後に右肘に少し張りを感じたという。12日にチームドクターの診察を受け、肘周辺の筋肉の炎症と診断された。13日はトレーナーが見守る中、15分ほどのキャッチボールを本拠地球場で行ったが、状態が思わしくないと判断された。

 ダルビッシュが大リーグ移籍後に戦列を離れるのは3度目になるが、肘が原因なのはこれが初。投手にとって肘は肩とともに生命線ともいえる。

 ダニエルズGMは「あすのMRIで確認するが、2試合の先発を飛ばすだけで収まればいいが」と懸念。また「ユウ(ダルビッシュ)は登板日をずらせば投げられると話したが、DLが良いと判断した」と説明した。14日のMRIの結果がどうなるかが注目される。

 右腕は、日本ハム時代にも大きな肘の故障は経験していない。徹底したケアと筋力トレーニング、理想的なフォームの追求などで肩、肘を守ってきた。球宴前にはヤンキース・田中将ら若手が肘を痛めている現状を憂慮し、先発を1人増やしてローテを回すべきだとの持論も語っていた。

 普段なら登板2日前に入るブルペンに12日は入らず「いろいろ疲れもたまってくる時期。早く元に戻せるように」と話していた。故障者続出で最下位に沈むチームで孤軍奮闘してきた。その負担は小さくなかっただろう。

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