メジャー初登板初勝利から一夜明けた５日（日本時間６日）、ヤンキース・田中将大投手（２５）は午前１０時半に球場入り。ランニングや約１０分のキャッチボールで調整した。

　オープン戦も含め、渡米後最多となる９７球の力投。「そりゃ、オープン戦のときと体の張り方は同じなわけないです」。球団広報部によると、ヤ軍でのメジャー初登板で８奪三振以上＆無四球は６５年９月１４日のベック以来、４９年ぶりの快記録だという。

　次回登板は９日（日本時間１０日）のオリオールズ戦。メジャー流の中４日のマウンドで昨季本塁打王のデービスやジョーンズらリーグを代表する強打者と勝負する。当日は本拠地デビュー戦。地元ファンの大歓声を背に田中将が再び、チームを勝利に導く。