昨季のワールドシリーズを制したジャイアンツが２９日、ワシントンでオバマ大統領を表敬訪問した。球団広報によると、優勝チームのホワイトハウス訪問は恒例行事で、３０日からフィラデルフィアでフィリーズと対戦する東海岸遠征中に行われた。

　今季からチームに所属する田中賢介内野手（３２）も参加。オバマ大統領との記念撮影ではすぐ後ろで笑顔を浮かべた。同大統領は「素晴らしい投手陣と堅実な守備と勝負強い打撃」とチームをたたえ「彼らは（サンフランシスコの）街の誇り」と激励した。

　田中はその直後に傘下の３Ａフレズノへの降格を通告された。今季から加入の田中は９日にメジャー昇格を果たし、ここまで１５試合に出場して打率・２６７、０本塁打、２打点、２盗塁だった。