球児わずか2球!開幕戦で初セーブ
「パイレーツ1-3カブス」(1日、ピッツバーグ)
カブスの藤川球児投手(32)は今季開幕戦でメジャーデビューを果たし、3-1の九回裏二死一、二塁のピンチを2球で切り抜け、初セーブを挙げた。
想定外の出番だった。3-0の八回一死から藤川は肩をつくって準備をしたが、登板なしの指示が出たため、いったんは投球練習をやめてブルペンで待機した。ところが、九回裏からマウンドに上がった抑えのマーモルが大乱調。1点を失い、なおも一死一、二塁となったところで首脳陣は守護神に見切りをつけ、左腕のラッセルを投入。二死からは藤川を起用した。

