また食べられるの?愛されて100年以上…“和菓子店”が復活、3軒が「阪急うめだ」に1週間だけ登場

百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)では、日本の魅力を発信するイベント『Japan and me.』が4月1日よりスタート。会場では、閉店や廃業の危機に陥るも復活を遂げた伝統和菓子の3軒が登場する。

受け継がれてきた日本の伝統や技、その魅力を再発見することがテーマの同イベント。今回は受け継がれてきた技を生かし、現代の感性で新しい風を起こす職人や若きクリエイターたちにフォーカスする。そのなかに、地域で愛され続けたが一度は途絶えかけた伝統の味を復活させた人々の和菓子ブランドがスタンバイする。

■ 創業から200年以上、素朴で優しい味の「あめ」1軒目は、京都・東山で1818年に創業した菓子店「するがや祇園下里」。2021年に一度は閉業したものの「この歴史を絶やしてはならない」と、5代目の孫・井上真由美さんが7代目として再オープンに。薪窯でじっくり煉り上げる伝統の「煉羊羹」、看板商品の「祇園豆平糖」や「ひやしあめ」などを復活させた。

店頭では菓子をはじめ、先代たちが祇園祭や地蔵盆で地域の人々に振舞っていた素朴で懐かしい「ひやしあめ」の味を現代風にアレンジ。抹茶を使用した2層が美しいひやしあめのおうすや、赤紫蘇を使用したもの、そして春限定の桜の塩漬けを浮かべた桜ひやしあめソーダなど7種類のドリンクを販売する予定だ。

■ 地域に愛され100年以上...羊羹×白餡の「生菓子」2軒目は、京都・向日神社の参道で100年以上親しまれた老舗「辻山久養堂(つじやまきゅうようどう)」。約20年前に閉店したが、現在の店主・辻山由紀子さんの手によって戻ってきた。かつて地域の人々がおせち料理と共に家族で囲んだ銘菓「源氏巻」は、色鮮やかな羊羹で白餡を巻き上げた和生菓子だ。

創業時からある赤い「源氏」はビーツ、そして復活時に登場した「かぐや」は抹茶、「ほうじ」は宇治ほうじ茶を使用する。また、地元で収穫された新鮮ないちごを羊羹で巻いた「源氏巻」や、キャラメルの香りと白あんバターがマッチする洋菓子のようなメニューも販売予定。いずれの商品も数に限りあり。

■ しゃちほこの姿の「もなか」、新感覚スイーツも3軒目は、名古屋城の「金のしゃちほこ」を模した姿のお菓子が愛されてきた「元祖鯱もなか本店」は1907年に創業。コロナ禍の影響で売上が激減し、一時は廃業の危機に直面した。その窮地を救ったのは、SNSを通じてありのままの思いを発信し続けた古田花恵さんと憲司さん夫婦だった。

看板商品は「元祖 鯱もなか」で、純粋な糯米だけで焼き上げたもなかの皮に、独自の製法でじっくりと炊きあげたつぶ餡をはさんだ素朴な菓子。また、鯱型の「もなか皮」にフィナンシェを詰めた新食感スイーツも登場する。プレーンとチョコ2種がセットになっており、プレーンはフランボワーズがアクセントに、そしてチョコは甘すぎないビターチョコを使用している。

3店舗の商品は4月1日から7日まで「阪急うめだ本店」地下1階ツリーテラスにて。ほか詳細は公式サイトにて。

(Lmaga.jp)

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