『NHK上方漫才コンテスト』優勝の例えば炎、審査員のハイヒール・リンゴに感謝「目指す形を改めて言ってもらえた」

上方演芸の登竜門のひとつ『第55回 NHK上方漫才コンテスト』。その本戦が3月20日に放送され、例えば炎(タキノルイ、田上)が優勝を果たした。直後におこなわれた取材で、優勝した喜びや審査員への思いを明かした。

■ 豪快キャプテンを制し、優勝は大会初出場の例えば炎同大会は漫才、コント、漫談などジャンルを問わず結成10年以下のコンビやグループが対象となっており、今回はライムギ、豪快キャプテン、もも、シカノシンプ、ジョックロック、侍スライス、例えば炎、タレンチが本戦へと駒を進めた。

Bブロックで審査員7名中6名の票を得てBブロックを制した例えば炎は、Aブロックから勝ち上がった先輩コンビ・豪快キャプテンと激闘。最終審査では奥田修二(ガクテンソク)、松嶋尚美、浅越ゴエ(ザ・プラン9)、内藤剛志、ハイヒール・リンゴによる5票を獲得し、初出場にして優勝を果たした。

■ 同級生はなにわ男子の藤原丈一郎「えぐいくらい1人で売れた」大阪の「よしもと漫才劇場」に所属し、芸歴5年目以下を対象とする賞レース『UNDER5 AWARD』で2年連続決勝進出、『M-1グランプリ』で準々決勝進出するなど大活躍を見せる2人だが、テレビ放送される賞レースで優勝するのは今回が初だという。

タキノは「めちゃくちゃ嬉しいのもありますし、びっくりしてるっていうのもありまして。やっぱり運も良かったなと思います」、田上は「ずっと言ってるんですけど、『おかあさんといっしょ』ぶりのNHK大阪で。あの日はみんなが優勝やったと思うんですけど、今日は唯一の優勝ができて嬉しいです」と喜びを噛み締めた。

またNHKの賞レースで優勝したことから、田上は同局のアナウンサーで妹の友人だという嶋田ココへの思いを明かし、「『優勝したら会えるぞ』って言われたんで、やっと会えるなというか。家族ぐるみで応援してるんで」とコメント。

その流れでタキノの同級生がアイドル・なにわ男子の藤原丈一郎であることが話題に上がり、「やっぱり丈が勝手にね、えぐいくらい1人で売れたわけじゃないですか。僕は本当にM-1の決勝行くくらいまで丈との関係を言わないようにしてるんで・・・。ノーコメントとさせてもらいます」と煙に巻いていた。

■ ハイヒール・リンゴの審査コメントに「非常に嬉しかった」のらりくらりとした独特なボケとツッコミで、審査員たちを困惑させつつも笑いの渦に巻き込んだ2人。

Bブロック終了時には、ガクテンソク・奥田から「何を見せられたんだと思いながら、結局笑ってしまう。勝手なことしてるんですよ」、とろサーモン・久保田から「嫌いになれないというか。どうやって作ってんのか知りたいですね」、ハイヒール・リンゴから「なにもかものワードが、滑ってもいいしウケてもええっていうのがニクいなと思うんですよ」と審査員たちから高評価を受けていた。

審査を振り返り、「リンゴさんが仰ってた『ウケてもいいしウケなくてもいい空気感』みたいなのは、僕は言語化できたことがなかったんですけど。ハマる人はハマる、ハマらない人はハマらないけど・・・みたいな、目指す形を改めて言ってもらえたのは、非常に嬉しかったですね」とタキノ。

さらに「目指すべきものはそこだったんで。ウケてても見てられるし、滑ってても見てられる漫才師」と力強く語った。

また、田上は過去に出場した賞レースを挙げつつ、「結局、点数は誰が何点入れてるか分からなかったんですよ。だから今日はっきり点数が出て、結構上の世代の方にもハマったんや、ちゃんと(点数)入れてくれはるんや、という思いはありました」と話していた。

取材・文・写真/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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