大阪の名物看板、梅田で10年「知られていると思ったのに…」ダイキンのキャラによる奮闘劇
大阪の梅田と新大阪にある巨大なキャラクターといえば……何が浮かぶだろうか? 設置されてから10年、大阪人なら誰でも知っていると言いたいところだが、企業自らがリサーチすると、拍子抜けしてしまう結果となった。
エアコンメーカー「ダイキン」(本社・大阪市北区)のイメージキャラクター「ぴちょんくん」。商業施設「HEP FIVE」を見上げると目に入ってくる水滴をモチーフとしたキャラクターだ。温度や湿度を9色で伝えてくれ、季節・イベントごとにデザインも変わる仕様。知っていれば実に便利な存在だ。
また、コロナ禍に警戒信号を表示する「大阪モデル」になり、アニメーションの変化や、梅田の街中に佇むどっしりした姿がSNS上で話題になって、ニュースになることもしばしば。
■ 大阪の男女500人に聞いた、知名度は?そこで「きっと知られているハズ!」と、同社が大阪在住の男女500人を対象にした調査によれば、大ぴちょんくんの認知率は60.6%という結果に。ちなみに、同じく大阪でお馴染みな「かに道楽(1961年~)」が90.8%、「グリコ看板(1935年~)」が90.6%というデータも出ており、若干(!?)の遅れを取っているようだ。
もちろん、長年の歴史を持つことを踏まえれば仕方ないとはいえ、大阪看板界(?)の大先輩たちに比べるとまだ一歩認知度が足りていないことが判明した大ぴちょんくん。2016年3月16日に梅田で設置されてから、10周年を迎えたのを記念して、これまで以上に知ってもらうべく1年を通しさまざまな企画が実施される。
誕生当初から大ぴちょんくんを担当している同社の高須友理さんは、「10周年を機に新たに知ってもらえる方もいらっしゃると思うので、それを機にもっと認知度を上げていければ。
それだけでなく、Xの投稿などで、日々の大ぴちょんくんの情報を発信していきたいです」と意気込んでいる。
■ 10周年を迎え、企画やグッズも続々まずは16日から2027年3月15日までの1年間、バースデーケーキをかぶった10周年デザインの大ぴちょんくんが登場。また昨年好評を博した「UNIQLO UMEDA」とのコラボ第2弾として、10周年デザインをあしらったTシャツとトートバッグも16日から販売された。
さらに新たなデザインの募集や、ビリケンさんやイコちゃんといった大阪のキャラクターたちからのメッセージなど、今後も大ぴちょんくんを主役に据えた企画を実施していくという。大阪の新ランドマークとなるべく奮闘する大ぴちょんくんの今後に注目だ。
10周年限定デザインの大ぴちょんくんは、来年3月15日まで毎日登場する予定。時間帯は日没後から深夜0時まで(常時表示されるわけではなく、1時間のうち45分間の表示)。
取材・文/つちだ四郎
(Lmaga.jp)
