奈良に「ドムドムバーガー」復活! 住宅街に異例の行列 社長が感謝「絶滅危惧種を盛り上げる、という感じで…」
日本最古のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」(代表:藤﨑忍)は、奈良県唯一となる店舗を3月5日、商業施設「じゃんぼスクエア香芝」(奈良県香芝市)にオープン。郊外の住宅街にありながら、開店とともに約40人の行列ができた。
■ 懐かしい…フードコートでドムドム食べる光景オープン30分前から行列ができはじめ、開店時間の10時には約40人が列を作るなど、平日の昼間としては異例の状況に。
先頭に並んでいた、東大阪市在住・40代女性は「子どもの時から大東市にあったドムドムに通ってて、どのバーガーチェーンより足を運びました。大阪にも店舗はあるけど、東大阪からは行きにくくて、ここにできたのは嬉しい」と喜びを語り、「久々にてりやきバーガー(480円)が食べたいです」と宣言していた。
10時にお店がオープンすると、ほとんどの人がイートインで注文。眼の前のフードコートでおなじみの、あるいは懐かしい味を楽しむ光景が広がった。
絶え間なく接客する16歳のアルバイト・福井さんは「母が大和八木の店舗に、学生時代によく通っていたそうです」という縁を語る。「ドムドムには行ったことがなかったけど、どむぞうくんはよく知っていました」と、若い世代ならではの印象を語った。
■ 奈良0店舗→復活!社長が語る、今後の出店1980年代には関西各地に店舗があったものの、徐々に数を減らしていた「ドムドムハンバーガー」。現在、奈良県内には0店舗で、近畿圏でも7店舗のみとなっていた。
しかし、コロナ禍で発売したオリジナルマスクで、公式キャラクターの「どむぞうくん」にスポットが当たり、SNSを中心に注目を浴びることが増加。全国各地で再出店を望む声が広がっている。
そんななか、「じゃんぼスクエア香芝」が「子どもから大人まで楽しめて、習い事に通う子どもが昼食に利用できるのでは」という理由でドムドムにオファー。37年前に店舗が存在したという縁もあって、トントン拍子で話が進み、10数年ぶりに奈良での新店舗を実現した。
地元・香芝市だけでなく、近隣県からも“ドムドムファン”が訪れた。たくさんのどむぞうくんグッズを持っていた20代の男性は、約100km離れた三重県志摩市から朝一番で来店。
「桑名のお店に連れて行ってもらったのが最初。期間限定のバーガーが話題になるけど、レギュラーメニューの完成度も高い」とクオリティをたたえ、「月に4・5回ぐらい他のエリアのお店に行ってるけど、ここがうちから一番近くなるのでありがたい。通う頻度が上がると思います」と話した。
「ドムドムフードサービス」藤ア忍社長は、「先ほど隣のお店の人から、幼稚園の時にドムドムでお誕生日会をしたという話を聞きました。お店の歴史が回り回って、次に紡いで来れていることを実感します」と感慨深そうで、「ドムドムは『絶滅危惧種を盛り上げる』みたいな感じで、一緒に盛り上げてくださるファンが多くてありがたいです。会社としてようやく形が整ってきたところなので、今後も着実に空いている地域に、お店を増やしていきたいです」と前向きに語った。
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「ドムドムハンバーガー じゃんぼスクエア香芝店」は、3月5日オープン。場所は「じゃんぼスクエア香芝」1階フードコートで、営業時間は10時~20時(19時45分ラストオーダー)。オープン記念で、肉の大きさが2.3倍になった「甘辛チキンバーガー」(480円)を販売中。
また、2000円以上購入すると、オリジナルメモ帳がプレゼントされる。どちらも数量限定で、週末には大勢の人手が見込まれる。
取材・文/吉永美和子 写真/Lmaga.jp編集部
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